Bye bye plastic bagsとは

2015年までにバリ島内でのプラスチックバッグ(要するにレジ袋です)の使用、製造、販売を禁止させる活動で、バリにある超有名インターナショナルスクール『グリーンスクール』で勉強しているメラティ(Melati)とイザベル(Isabel)姉妹が中心になっておこなっています。

「大人たちが動かないなら、自分たちが動こう!」

プラスチックゴミすべてをなくすことは非現実的。まずは、実現可能な目標として「レジ袋ゼロ」を掲げ2013年、「Bye Bye Plastic Bags」を立ち上げました。

現在、ハワイやルワンダでは禁止されているレジ袋を、バリでも同様に。ワイゼン姉妹の「バイバイ、レジ袋」活動は、クラスメートをはじめ、同年代の子どもたちへと浸透していきました。

「すぐに仲間が集まった」と姉のイザベル。いかにもティーンらしいSNSによる拡散方法の効果が絶大だったようです。やがて、ボランティアは島子どもたちみんなへと広がっていきました。

BBC StoryWorks Huawei

注)レジ袋だけがプラスチックによる環境汚染の元凶ではありません。
実際、海洋に投棄されたプラスチックの内、レジ袋の割合はほんの僅かです。
問題は、環境を考えずにゴミをポイ捨てしたり、無駄な浪費を続けて来た
事です。
ポイ捨てしたゴミは、下水から川、そして海へ、更には細かくなったマイクロプラスチックは空気中を漂い、私達やあらゆる生物に吸収されて、健康被害や死を招いてしまいます。
現時点で、プラスチックを全て使わない生活に戻るのは困難です。少なくとも、自治体のルールに従ったゴミ分別方法を守り、回収が難しい自然環境汚染の原因を減らす様に努力しましょう。(梅)